ABOUT US 企業理念・トップ挨拶
企業理念
私たちはお客さま満足を第一義とし、私たち自らの成長を通じて、
企業の永続的な発展をはかる。
私たちの仕事とは
クルマはもはや単なる移動手段ではなく、走ることの楽しさを実感するものとして、
またプライベートやレジャーを楽しむスペースとして、生活の一部に溶け込んでいます。
クルマによって楽しくなる生活、日産はそれをカーライフと呼びます。
人それぞれ異なるカーライフの数だけ、それぞれ異なるクルマ物語があります。
・走りの楽しさを追及する人。
・毎日の使いやすさを考える人。
・アウトドアやスポーツを楽しみたい人。
より自分らしく生きることに価値をもっている人が、
その価値観に応じてクルマを選ぶ時代になりました。
地域のお客さまと密接な信頼関係を築き、一人ひとりに豊かなカーライフを提供していくこと
それこそが私たちの仕事であり、使命なのです。
トップ挨拶
MESSAGE
それぞれの一番得意な分野、
持っている特徴を伸ばしてほしい
代表取締役社長 櫻井 誠己
ディーラーが街や暮らしを変える
自動車業界では今、「CASE」が100年に一度の変革期をもたらすと言われています。今後、地方のカーディーラーはどのように変わっていくとイメージしていますか。
「コネクテッド(Connected)」、「自動運転(Autonomous)」、「シェアリング(Shared & Services)」、「電動化(Electric)」の頭文字を取った言葉が「CASE」。次世代の車の新しい技術やサービスを示しています。自動車メーカーがモビリティプロバイダーになることで街づくりも大きく変わると言われています。
その一つが、自治体などと連携した地域住民への移動サービスの提供です。公共交通機関が少ない地域では、運転免許を返納すると買い物や医療機関への通院が難しくなるなど、生活が不便になります。たとえば駅やバス停までは公共交通機関が担い、その先は自動運転を含め、我々のような自動車業界が協力させて頂くことで社会課題を解決できるのではないかと考えています。日産は、EV車を使った地域の課題解決アクション「ブルー・スイッチ」を推進していて、交通課題のほか、防災やエネルギーマネジメントにも注力しています。
10~20年先には自動車の整備そのものが大きく変わるでしょう。EV車では走行履歴が自動車のコンピュータで管理されています。すべての故障や走り方などの履歴が分かるので、整備士が車の内部を見て分解したり直したりする領域は狭まり、今後はコンピュータでチェックする整備領域が増えるでしょう。
走行履歴が分かることで、お客様一人一人の走り方に応じた車の提案もしやすくなると思います。走行履歴を活用した自動車保険が注目されていますが、今後さまざまなサービスが出てくる中で、ディーラーの業務内容も変化していくでしょう。
生活を楽しむ感覚生かし、「ワクワク」するサービスや技術を
今の若い人たちに抱いている印象は。
我々の若い頃は、「リスクを恐れず挑戦する」――言い換えれば無謀とも表現できるようなところがありましたが、今の若い人たちは「安定志向」のイメージ。周囲と相談し、同意が取れたら実行するという感じですね。もう少し挑戦しても良いのでは、と感じる時もあります。
一方で、生活に楽しみを見い出すことが上手な気がします。仕事と趣味を一緒に楽しむ人や、仕事と切り離してプライベートを楽しむ人が増えました。私たちが次の10年で目指すのは、ワクワクするEVと技術革新。若い人たちの楽しむ感覚を生かしたサービスや技術を展開していってほしいですね。
“金太郎飴”より“動物園”
就職を考えている若者へのメッセージをお願いします。
人はそれぞれ個性があり、得意な分野もバラバラです。多少“やんちゃご”であっても、一人一人の強みを伸ばしていく方が会社は発展すると昔から考えています。時代によっては、“金太郎飴”のようにどこを見ても同じような社員が揃っていた方が会社にとっていいのかもしれません。しかし、変化が著しく、先が読めないような現代においては特に、バラエティに富んだ面々の方が力を発揮してくれるはずです。“金太郎飴”より“動物園”。これが私の理想とする会社です。