人を知る 12年間も働き続けられているのは、
公私共々気にかけてくれる
先輩の存在があったから
島根日産自動車松江店営業課主任 / 2011年入社 安部 新司さんSHINJI ABE

実は、全く車に興味がなかったけれど……

東京からUターンされたそうですね。

 人と話すのが好きだったこともあり、当初は東京で服飾関係に就職する予定でした。しかし学生時代に結婚、子どもも授かったので、地元に戻った方が暮らしやすいと考えて帰郷、改めて就職先を探しました。親や兄弟がクルマ好きなことに影響を受け、自動車ディーラーが視野に。同じ奥出雲出身である櫻井社長に縁を感じ、日産を選びました。
 当時車の営業職に持っていたイメージは、服と同じように対面で営業して販売するといった程度。自分自身は、見るのも乗るのもいじるのも、全く車に興味がなく、やっていけるかどうか不安はありました。ただ、入社した年の春に長女が生まれたこともあって、毎日必死に働きました。そんな私が12年間も働き続けられているのは、公私共々気にかけてくれる先輩の存在があったからかもしれません。

「イエスマン」ではなく、時には断ることも大切。

車の営業と言えば、ノルマが大変というイメージがありますが。

 数字がモノを言う業界の一つ。もちろん目標はあるし、後輩が自分よりたくさん売っていると焦りを感じるのも事実です。そんな時は、お客様のもとを直接訪れて新商品やサービスなどを紹介するなどして、まず足を使います。
 しかしそれよりも今の悩みは、自分の段取りの悪さですね。約400人の顧客を担当させてもらっているのですが、お客様に喜んでもらおうと思うがゆえに、自分のキャパシティー以上のことをしてしまい、他のお客様やスタッフに迷惑を掛けることも。僕より忙しい上司には、「オンオフの切り替えを。休める時には休むこと」とアドバイスをもらうのですが、なかなかうまくいきません。お客様から依頼があっても、時にはお断りしたり、待って頂いたりする大切さを痛感しています。

子どもと過ごす時間を満喫

休みの日は、どうしていますか。

 あまり趣味がなくて、有料会員制サービスを利用して自宅で映画を見るくらいでしょうか。あとは、子どもと遊ぶくらいですね。休みの日は子どもたちを実家に連れて行ったり、夏場だとプールへ連れて行ったりしています。
 最近、高校時代の先輩に誘われて、平日の仕事帰りにフットサルを始めました。本当は運動が好き。週に一度約2時間、いい汗をかいています。