自ら「聞く」「見る」「察する」が大事。

司会 ： 職場の様子はどんな感じ？入社前と印象が違うかな？

三谷 ： サティオ島根本社店で２週間インターンシップした後、島根日産に配属されましたが、店舗間の雰囲気の違いはそんなにないですね。どちらでも先輩たちに良くしてもらっています。

持田 ： 車って、もう少し簡単に売れるものだと思っていました。少し侮っていましたね（苦笑）。想像以上に厳しい世界でした。

景山 ： 先輩が手取り足取り教えてくれるのかなと想像していたら、意外と放ったらかしでした。「自分で学んでいけ」という雰囲気。

松原 ： 分かる分かる。うちもそんな感じだよ。皆あえて教えないよね。「察して行動しなさい」という雰囲気は、サティオだけかと思っていたけど、プリンス鳥取もそうなんだね。

司会 ： 聞かないと積極的に関わってこない感じ？

松原 ： 「聞く、見る、察する」ですね。とにかく聞いて、自分の作業がない時は先輩たちの仕事ぶりを見る。そうして成長してきた気がする。後輩が入ってきた今、やはりそんな感じで接していますね。

三谷 ： 僕もやっぱしょっちゅう聞いて覚えていきましたね。

司会 ： 社会人になると、「自分の成長は自分で」となりますね。それも大事なことです。先輩たちに教えてもらうことがあるにせよ、職場は学校と違って、「教えてくれる場所」というわけではないんだよね。ちなみに個々で勉強したりしてる？

常に学びは必要。

三谷 ： 新型車が出たときは社内で勉強会をしたり、自分で学んだりしています。整備士資格の勉強は、結局試験直前しかできていません。学生の時ほど元気がないです。

景山 ： 新車の営業担当なので、私も新型車が出たら販売マニュアルなどを見て勉強します。Bluetoothなど車本体以外の部品なども増えたので、時には他メーカーの車なども参考にしています。

松原 ： 事前には勉強しません。掘り下げると果てしないことになるから（笑）。お客様に聞かれたきっかけで、その箇所を勉強します。だいたい人が疑問に感じるのは、同じようなところですからね。

持田 ： 勉強……。あんまりしていないですね。

司会 ： 中古車は車によって仕様が全然違うからね。

持田 ： あ、確かにそうです。

司会 ： お客さんから見たら、皆さんは車のプロ。商品の真価を見極め、求められる情報や知識を学び、お客様の好みに応じた車を提案、提供するためには、学校で学んできたことだけで対応できることはないと思う。常に勉強していかなきゃいけない世界ではあるよね。

「友だちと休みが合わない！」「行きたい店も定休日」だけど…

司会 ： 当社は平日の火曜日が定休日。皆の休みも基本、土日じゃないけど、どんなふうに過ごしてる？

松原 ： 火曜日は、だいたい行きたい店が閉まってるんですよね。水曜日も休みが多いんだよね。（※３社は、第１水曜日も定休日）ただ、観光地や人気の店でも空いている点は、火曜定休のメリットかな。特売の「火曜市」をやっているスーパーも多いし。

持田 ： 友達と休みがかぶらない。

三谷 ： 確かに火・水は休みの店が多いんですよね。学生時代の友達とは休みが合わないから、他のディーラーで働いている友人らとは会いますね。あとは1人でブラブラ、ショッピングモールで服を見たりしているかな。とはいえ、月に一度は土日のいずれかで休みが取れるので、意外と困っていない気もする。

司会 ： “つなぎ”の三谷さんしか見たことないけど、今度ぜひ自慢のコーディネートを見せてください。
みんなは平日の仕事の後に飲みに行ったりはしないの？

貯金、結婚、仕事、悩みは様々…

司会 ： みんな入社５年目。悩みはある？

松原 ： 貯金がなかなか増えない……。前はいくらか貯まったら定期預金に回していたけど、最近その目標額に達しない。できるだけ貯めたいんですけどね。

持田 ： 悩み……。ないですね。

松原 ： もっちー（持田）は、車売ってて成績もいいしね―。いっつも店長に褒められて照れているよね。

持田 ： あ、結婚はしたいっす。おとなしい子がタイプなんですけど、今、彼女もいないんですよ（苦笑）。

景山 ： 私は悩みがつきません。人と話すのが得意じゃないので、毎回自分の接客がこれで良かったのかどうか振り返っています。最近、軽トールワゴン型の電気自動車「SAKURA」など新型車が増え、新しいお客様も増加。電子制御も数多くついていますが、お客様それぞれのニーズをきちんと把握しきれなくて悩んでいます。

司会 ： 真面目ですね。すばらしい。確かに、新型車が発表され、新しい技術が出て、新しいお客様がいらっしゃると、話をする機会が増えます。でもその会話を通して、新たな観点を発見できたり、従来にないお客様のニーズを感じ取ったりすることができます。景山さんがそう感じているということは、貴女自身に成長できる余地がすごくあるということ。チャンスと思って頑張ってほしいです。
三谷さんは？

三谷 ： 僕も結婚したいですね。彼女はいますが、「お金を貯めて、同棲を経てから考えよう」と言われているので……。でもなかなかお金は貯まりません。つい遊びすぎたり、欲しいものいっぱいあるので買い物しちゃったりして。

多様な意見の尊重がサービス向上へ

司会 ： 今日はありがとうございました。お互いの考えをぶつけていくことが、会社がより良くなることにつながり、お客様へのサービス向上や働くスタッフの環境改善にもなります。これからもどんどん屈託のない意見を出していってください。