人を知る 安定した職よりも新たな挑戦へ、
お客様の立場に立った
提案と信頼を
日産プリンス鳥取販売米子店営業課 / 2021年入社 松原 真也さんSHINYA MATSUBARA

「安定」より、生き生きと働きたい

異業種から転職されたそうですね。

 地元・鳥取市内で公務員として働いていた時に、自動車メーカーで働く研究・開発分野の方々と仕事をする機会がありました。やりたい仕事に没頭してキラキラ輝いているように見えた彼らの姿に、中学生の頃から車が好きだった自分の気持ちを思い出したのです。
 一方、ちょうどその頃、車を乗り替えるために近隣のメーカー各社を回っていたのですが、一番親身に対応してくれたのが、日産プリンス鳥取本社店でした。車の営業と言えば、「無理やり買わされるのでは」というちょっと怖いイメージを持っていました。しかし、約半年間も悩んで通っていた私に本当に寄り添ってくれ、「キックス」の購入を決めました。それに加え、他社に先駆けて電気自動車の開発に挑戦する日産の姿勢には以前から好感を抱いていました。「働くなら日産」と気持ちが傾いていったのです。
 親や友人には「公務員は安定しているし、そのままでいいのでは」と反対もされました。でも、当時の職場で自分自身が生き生きしていないのは、自分が一番感じていました。「若いうちに挑戦したい」と3年半務めた仕事を辞し、新天地に足を踏み入れました。

入社後2カ月間、販売車ゼロ

多くのお客様にとって車は家の次に高価な買い物。営業は大変では。

 早い人では新人でも1カ月で成績を上げると聞いていましたが、私は入社後最初の2カ月間は全く売れなくて、すごく焦りました。そんな時、研修や先輩方に話を聞いて、「大事なのは知識ではなく、お客様の立場に立った提案」と気付きました。自分自身が、鳥取本社店で購入を決めたように、お客様一人一人に寄り添ってさまざまな思いを引き出すと共に、不安を解消していくような細やかな接客を心掛けていきました。
 初めて買って下さったお客様のことは忘れられません。「松原さんが日産にいる限り、日産車を買いますね」とまで仰ってくれました。私自身を信頼して頂くことが最も大切だと痛感しました。
 今、私の顧客は40~50歳代がメイン。車の知識だけでなく、さまざまな分野の勉強を重ね、幅広い世代のお客様に信頼してもらえる存在になりたいです。

日課は弁当づくりとランニング

プライベートの時間に大切にしていることは。

 体が資本。最低でも睡眠は6時間以上確保し、自炊もしています。朝は、自分で弁当を作った後、自宅周辺をランニング。週2回は所属するサッカーの社会人クラブで汗を流しています。食事や洗濯を終えた後、就寝時間までにジムや温泉に行ったり、勉強したりする時間も大事にしています。
 転職後、周囲の人には「顔つきが変わったね。生き生きしている」とよく言われます。好きなことを仕事にできるというのは、気持ちが全然違いますね。